第一線監督者

製造現場において、目標(QCDSE※)達成のため、管理・監督・指導を行う管理監督者。
特に、経営者の視点を持った、高度なマネジメントスキルを有する管理者のこと。

一般的には、製造現場の作業者出身で、直属の部下(作業者)を監督する立場の人。

係長・工長・主任・職長・作業長・ラインリーダー

担当する現場管理について、大きな責任と権限を持ち、現場の問題点や改善点に対して、
上司に強い意見具申を行う。

ライン系列のマネージャー候補であり、自分の意思で高い目標にチャレンジできる、
「現場の経営者」の立場。

※QCDSE・・・生産計画・管理、品質マネジメントのこと
 Quality(品質)Cost(コスト)Delivery(納期)Safty(安全)Ecology(環境)

第一線監督者 7つの役割

より優秀な第一線監督者として、自ら成長するために。

第一線監督者の果たす役割と責務は、近年ますます多岐にわたり、
より重要なものとなってきています。優秀な第一線監督者として成長するために、
日本能率協会では、第一線監督者の“7つの役割”を定義しています。

  • 担当職場(現場)の経営者となる – 担当職場の全体管理 –
  • 人材の育成を行う -次代の第一線監督者を育てる-
  • 作業指導を行う
  • 改善の指導・継続を行う
  • ルールを遵守できる職場づくり
  • 快適な職場風土づくり – 職場を活性化させる –
  • 職場から尊敬される人間モデルとなる
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