日立金属その6|発表を通じて感じたこと

斎藤
今回、第一線監督者の集い:福岡でご発表されましたが、発表をすることになったきっかけはどのようなことでしたか。

植田
実は、工場内で「第一線監督者の集いin安来」というのがあって、そこでも私が今回の取り組みを発表させてもらったのです。社内予選会的な位置づけで、その中で選出されたというのがきっかけです。

斎藤
ご準備に際してはどのような苦労がありましたか。

植田
語り尽くせないストーリーを15分という短時間にまとめるのが大変でした。

一番言いたいことは外してはいけないと思い、自分の場合は「感謝」という言葉は絶対使おうと思いました。

発表までの準備期間は約4カ月です。

斎藤
ご準備期間の中でもご自身を振り返ることもあったでしょうし、改めて職場に対していろいろ思いを抱いたりということもあったのではないでしょうか?

植田
ありましたね。

できれば私はこの発表で、現場のメンバーが頑張っている姿を発表したいというのがすごくあったので、現場にも今回やった内容を発表する旨を伝えると、とても喜んでくれました。

また今回の活動を、改革推進部の方が動画にして、いろいろな方に見ていただく機会をつくってくれました。こういったことも、メンバーのモチベーション向上につながっているのではないかと思い、ほんとうに感謝しています。

斎藤
現場の第一線監督者の方と、それを周辺からサポートしてくれる改革推進部の方とが、良いタッグを組んでいるという感じがすごく伝わります。
発表して、改めて良かったことや得られたことは何だと感じていらっしゃいますでしょうか?

植田
まずはサポートしていただいた方や、選んでいいただいた異業種の方に非常に感謝していますし、現場も一生懸命頑張ってくれことが嬉しかったです。

何も知らない、どちらかというとむしろ無知な状態で皆に支えていただいたので、本当に感謝しかありません。

自分もあの会場で話を聞いていて、発表者の皆さんの思いが共有できました。

コミュニケーション方法などもいろいろなやり方があるのだと、すごく勉強になりました。

(その7へつづく)

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