日産自動車九州インタビュー4|自分達の現場は自分達で変えることの重要性とは?
第一線監督者の集い:九州企画委員 日産自動車九州の佐藤義則さん(製造部 現場管理推進グループ シニアスタッフ)に日本能率協会 成富一仁がお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
自分達の現場は自分達で変えることの重要性とは?
成富
現場で活躍している監督者の方へメッセージはありますでしょうか?
佐藤
私は50歳を過ぎて職制になったのですが、職制というのは定年退職までその職場にいるわけではありません。弊社の場合は2年とか3年、長くても4年です。
短い期間で結果を出そうとすると現場にムリが出るケースもあります。
私がよく言うのは『自分達の現場は自分達で変える』です。
なぜなら現場を一番良く知っているのは監督者です。
現状の悪さをどう改善していくか。あるいはどのレベルまで向上させたいか。自分達で提案しよう!と常々いっています。
もし提案内容に不足があった場合は、適切なアドバイス・フォローをするのが管理者だと思います。
上位者から指示・指摘されてではなく積極果敢にチャレンジし勇気を持ってもう一歩踏み込み、現場の人の心をそして上司をも動かしてほしいと思っています。
これは他の企業でも共通することかも知れません。
成富
そういう取組みを発表する場が第一線監督者の集い:九州でもあるわけですね。
佐藤
そうですね、その一部でも紹介して頂くといろんな人に、いろんな気づきが出てくるのかなと思いますね。
成富
本日はどうもありがとうございました。
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