トヨタ自動車九州インタビューその2|第一線監督者に必要な五大任務とはいったい何か?
第一線監督者の集い:九州企画委員 トヨタ自動車九州株式会社の栄洋一さん(TPS推進室 グループ長)に日本能率協会 成富一仁がお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
第一線監督者に必要な五大任務とはいったい何か?
成富
どの企業にも共通する第一線監督者に求められる役割はありますか?
栄
それは弊社でも言われている事なのですが、五大任務と言われる「安全、品質、生産、原価、人材育成」の部分に関わって改善や問題解決を図っていく事だと思います。
さらに会社方針とか上位方針からきた流れで目標を達成することも求められています。
成富
会社方針からおりてきたものを達成するために第一線監督者が、実際どのような働きをしているのでしょうか?
栄
例えば、会社の目標の中で生産性5%アップというものがあったとします。
5%上げるためには何をやるかというと稼働率を上げるだとか不具合を減らして不具合率を減らすことで良品がでていくことで貢献できたりします。
それぞれ作っているモノとか会社、会社によってそこの部分は違うのですが、第一線監督者には現場の人を盛り立てて目標を達成する事が必要だと思います。
成富
ありがとうございます。
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