JFEスチールその8|今回の取り組みで最も難しかった点とは?
斎藤 今回の取り組みで最も難しかったことはどこになるでしょうか。 南部 自分の力でできることは何とかしたいと思いますが、自分の力でできることが限られていることです。 それを感じたのは作業長の1つ前のポジションであるリーダ・・・
斎藤 今回の取り組みで最も難しかったことはどこになるでしょうか。 南部 自分の力でできることは何とかしたいと思いますが、自分の力でできることが限られていることです。 それを感じたのは作業長の1つ前のポジションであるリーダ・・・
斎藤 今回の熱延台車トラブルを撲滅するために、アダプターを開発したそうですが、開発はQC活動のベテランが中心になったのでしょうか。 南部 QC活動をうちではJ1活動と呼んでいて、原因の分析から対策を決められた手順に従って・・・
斎藤 そういう職場改善に向けた取り組みを進めている間にも、熱延台車トラブルについても手を打ってきたわけですね。 南部 職場の中にはグループが3つか4つあります。 それぞれがテリトリーを持ち、仕事をしています。 熱延台車は・・・
斎藤 もう1つの取り組みとして紹介していただいたのが、コミュニケーションです。 これは別の取り組みですよね。 南部 これは1年目から3年目ぐらいの新人向けに作ったものなのですが、結果としてすべての階層向けの取り組みになっ・・・
斎藤 若手の育成で注力したのはどのようなことでしょうか。 南部 一言でいうと、モチベーションのアップです。 しかし、こちらからひたすら「がんばれ」「がんばれ」というだけでは、モチベーションはなかなか上がりません。 給料を・・・
斎藤 どのように教育を進めていったのでしょうか。 南部 その方にやっていただいたのは、昔からある機器についてです。 最新機器は今の中堅クラスがいたころに入りましたので、だいたい皆、習得しています。 しかし、古い機器に関し・・・
斎藤 まずは、人の問題ということですが、どのようなステップで取り組んだのでしょうか。 南部 まずやらなければならないと考えたのは、リーダークラスのスキルアップです。 先ほども、職場の若返りの話をしましたが、経験年数20数・・・
「第15回第一線監督者の集い:福岡」最優秀事例賞を獲得したJFEスチール 西日本製鉄所 福山地区 制御部 熱延制御室 統括(副課長) 南部 隆治様にお話しを伺いました。 (聞き手:日本能率協会 斎藤由佳/以下敬称略、お役・・・
畑野 山下さんから参加者の方や来年以降発表される方にメッセージをお願いします。 山下 発表をすることで、自分が思っている以上に視野が広がり、第一線監督者としてだけでなく、人間として幅が広がります。 何よりも大きいのは、客・・・
畑野 今回の第一線監督者の発表について、最初に発表の話が持ち上がったとき、どうお感じになりましたか。 山下 正直にいうと、監督者になって日が浅い自分には荷が重いと感じました。 期待を背負っていることは感じていましたが、私・・・