会津オリンパスインタビューその1|チームリーダーとしての苦労とは?

第12回 第一線監督者の集い:福岡(旧第一線監督者の集い:九州) 最優秀事例賞受賞者の会津オリンパス株式会社 製造部1部品工作グループ 表面処理加工チーム 二瓶健一様にお話を伺いました。日本能率協会の成富一仁、平井希実がインタビューします。
また、本インタビューは、二瓶様上長の吉田様、会津リーダー大会事務局長の海野様、第一線監督者の集い:名古屋企画委員の重盛様にもご協力いただきました。

お役職は以下の通りです。

吉田正勝様:会津オリンパス株式会社 製造部 1部品工作グループ グループリーダー
海野徹様:会津オリンパス株式会社 第1技術部電気技術グループ グループリーダー
重盛孝様:オリンパス株式会社 製造部門 製造統括本部 製造企画部 OTS グループリーダー
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

チームリーダーとしての苦労とは?

平井
現在、二瓶さんが携わっておられる業務について、教えてください。

二瓶
内視鏡に使われる、金属やプラスチックの部品のメッキや塗装、印刷などの表面処理を担当している「表面処理加工チーム」のチームリーダーとして、メンバー23名とともに、日々製造業務に取り組んでいます。

平井
今の部署でチームリーダーになられるまでは、どのようなお仕事を担当されてきましたか?

二瓶
入社してから3年間は、機械職場の旋盤加工チームに在籍し、4年目から表面処理加工チームに異動しました。それ以降はずっと今の「表面処理加工チーム」で仕事をしています。

平井
チームリーダーになられたのはいつですか?
また、どのようなことに苦労されたのでしょうか。

二瓶
3年前です。チームリーダーという監督者ですので、メンバーを見るのはもちろんですけれども、会社の方針、目標を達成する為に、上位方針を自分の腹に落とし、かみ砕いて部下に伝えなくてはなりません。チームリーダーとしては、時には上と下に挟まれている立場であるというところで、苦労を感じていました。

平井
今のお仕事の中で課題だと思われていることはなんでしょうか。

二瓶
部下の一人ひとりに対する人材育成です。ある人にやって成功したことが、他の人にも通用するかというと、そうではないというのがあります。
人それぞれでやり方が変わってくるので、なかなかうまくいかないメンバーもいて、そのあたりで苦労をすることもありました。そういう時は正直に、とにかく他の人よりも多くのコミュニケーションをとるように心掛けています。

発表で工夫したこととは?

平井
今回の「第12回 第一線監督者の集い 福岡」では、最優秀賞を受賞されました。
本当におめでとうございます。発表では、どういったことに一番苦労をされましたか?

二瓶
会津オリンパスの事務局と打ち合わせをして、ある程度発表の内容が完成したところで会社のトップに見てもらいました。専門的になり過ぎていて「もっとわかりやすくしたほうが良い」とアドバイスされ、資料の見直しが大幅に入ったというところです。

平井
部下の方にも、ご協力いただいたということでしたね。

二瓶
わかりやすくするということで少し難しいこともありましたが、その中でうまく表現できないところなどは、メンバーに手伝ってもらいながら、一緒に苦労しながら作っていきました。

平井
部下の方の協力を得ることは、容易にできたことでしたか?

二瓶
たまたまですけれども、そういうセンスのあるメンバーたちとは、普段からコミュニケーションがしっかりとれていましたので、そのあたりは苦労せずにできました。

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