長野オリンパスその13|発表の準備をどのように進めた?
斎藤
ご発表の準備にはどれくらい時間がかかりましたか。
また、準備において心掛けたことはどんなことでしたか。
下村
準備は毎日少しずつやって、半年ぐらいはかけました。
いろいろな方に見てもらおうと思い、上司や社長に随時見ていただいたり、本社の製造の教育の方たちにも頻繁に見ていただくようにしました。
田中
本社の製造部門のトップも3回ほど指導しました。
斎藤
資料を作られるにあたっては、ご自身の取り組みを振り返るという作業があったと思うのですが、それはご自身でされたのですか。
或いは引き出し役の方が他にいらして、一緒にストーリーを作るというような流れだったのでしょうか。
下村
まずは、私自身でゆっくり整理をしながら振り返っていきました。
それ以降は私の部下などにも一緒に入ってもらって振り返りをしていましたので、決して1人で全部やったということではありません。
常にいろいろな人を巻き込んでやっていきました。
斎藤
本社の製造の方は、どのような感じで関わっていかれたのでしょうか。
田中
「第一線監督者の集い」の企画委員は本社の製造部門が担当していて、今回の発表者については、企画委員がオリンパスグループ内を調整し決定しました。
現在、オリンパスの製造現場は全て関係会社になっています。今回出場が決まった長野オリンパスに対して、我々本社サイドも発表に向けて積極的にサポートさせていただきました。先ほど申し上げた、製造トップによる指導の場の設定も、その取り組みのひとつです。
(その14へつづく)