トヨタ紡織その11|受賞後の職場の反応とは?
斎藤
それだけ長期間のご準備を経てということですが、実際本番を迎える前の職場内プレゼンテーションはされましたか。
近藤
はい、何度もやりました。
村田
他の職場からも特に女性を多くかき集めて、女性目線で見てもらいました。
斎藤
とても良いですね。「次は私も」と思ってくれる女性の方が出やすくなりますね。
ご発表されて企画委員特別賞を受賞したことで、職場に帰られた後、皆さんどんな反応でしたか。
近藤
私よりも周りが騒いでいました。
発表に行く前も後も、皆のほうがどぎまぎしたり、ほっとしたりしていました。
村田
前年に刈谷工場の堀さんが賞を取っているのもあって、プレッシャーがあったと思います。
斎藤
4月から1年近くになりますが、この一連の機会で得られたのはどのようなことでしょうか。
近藤
社外で発表させていただくのは今回初めてのことでしたので、非常に緊張したのですが、そういう場で発表できる自分がいるのだということを認識したことと、度胸がついたことがとても良かったです。
決まった時間で発表しなければならないので、重要なことをどう盛り込んだら良いのかや、資料づくりの方法もとても勉強になりました。
斎藤
後に続く方もいらっしゃると思うのですが、これから発表される方や、あるいはまだ会社単位でも第一線監督者の集いに参画したことがなく、でも気になるから聞きに行ってみようかなと考えている方々に向けて、メッセージをいただけますか。
近藤
聴講しに行ったことで、いろいろな改善の内容はもちろん、コミュニケーションの取り方などについても深く知ることができる事例がたくさんありますので、ぜひご参加をお勧めしたいと思います。
発表される方は飾らずに、普段の自分のままで堂々とやっていただければと思います。
(その12へつづく)