長野オリンパスその1|「ものづくりは人づくり」その精神とは?

「第6回第一線監督者の集い:仙台」で最優秀事例賞を受賞した長野オリンパス 製造1部 金属グループ グループリーダー 下村 和彦様、同社代表取締役社長 草間靖友様、製造1部部長 須田和幸様、人事 製造・購買機能担当タレントマネジメント 田中嘉昭様にお話を伺いました。
(聞き手:日本能率協会 産業振興センター ディレクター 小宮太郎、広報室 斎藤由佳/以下敬称略、お役職はインタビュー当時)


小宮
今回最優秀事例賞を受賞された「第一線監督者の集い」は、1982年(昭和57年)、当時の日本能率協会中部地域評議員会・議長である故・大野耐一氏(当時 豊田紡織(株)相談役)のご尽力を得て、第1回目を名古屋で開催したのが、ルーツになっています。

ご存知のとおり、ものづくりの現場というのは、SQDC(Safety、Quality、Delivery、Cost)100点満点が当たり前で、きちんとできていても褒められることが少ないものです。

しかし大野耐一さんも当時からおっしゃっていたように、やはり「ものづくりは人づくり」
であり、だからこそ、私たち日本能率協会は、人を中心として、ものづくり現場で活躍している人たちにフォーカスして、その優れた取り組みを世の中に知っていただきたいという信念のもと、「第一線監督者の集い」を開催してきました。

今回「最優秀事例賞」を受賞された御社における「ものづくりは人づくり」の精神を存分にお聞かせいただけたらと考えております。

斎藤
では早速ですが、下村さんの現在の社内でのお立場と、ご発表当時のお立場や役割についてお聞かせください。

下村
当時は、モールドグループの成形チームでチームリーダーを担当していました。

グループリーダーの補佐をしながら、方針の達成と部下の育成、教育を中心に行う役割でした。

現在は、入社当時に所属していた製造1部の金属グループで、グループリーダーを担当しています。

部の方針の成果を管理する立場で、メンバー全員をまとめて方針を達成させると同時に、チームリーダーの育成を担当しています。

斎藤
元々は金属のチームにいらしたのですね。

下村
はい、2002年に金属加工チームに配属されて、2018年にチームリーダーとして成形チームに異動するまで、ずっと金属加工分野に携わっていました。

斎藤
異動したと同時に、そのチームリーダーになられたということですね。

(その2につづく)

CPE 生産技術者マネジメント資格 CPF 第一線監督者マネジメント資格 CPP 購買・調達資格公式サイト ものづくりポータルサイト ものづくりのためのJMAオンラインセミナー JMA GENBA Management Conference & Award GOOD FACTORY賞 受賞記念講演会 JMI生産・開発マネジメントコース ものづくり総合大会 生産革新プロフェッショナルコース ものづくり人材育成ソリューション JMA海外体験型研修プログラムJ-EXCEED
ページトップへ戻る